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硬筆って難しい、でも・・・

今年も10月も半ば、早いものですね。日が短くなって、夕方頃は少し物悲しくなってしまいます。

さて、今回は真面目に書道の先生らしい話題を取り上げてみたいと思います。私は書道の先生ですが、毛筆だけでなく硬筆も指導しています。特に子供への指導は50:50の割合で、毎回、硬筆と毛筆を指導しています。美しい字形は硬筆から学び、毛筆での練習は主に正しい筆使いを身につける、これが効果的な学習方法です。

よく毛筆を習えば字は美しくなると思っている方が多いのですが、毛筆の場合は字形だけでなく複雑な筆使い、バランスなど、あれこれ考えて書かなくてはならず、子供にとってはかなり難易度の高い事です。ですから毛筆に拘らず、単に奇麗な字を書けるようになりたいのであれば、硬筆を学ぶ事が早道なのです。

実はこちらのブログをはじめ、あちこちから硬筆を教えてほしいという依頼を親御さんから良く頂きます。学期の変わり目などは本当に多く、沢山の親御さんはお子さんの字で悩まれている事をひしひしと感ます。、私も極力対応したいのですが、体が一つなので、どうしても限界があります。

そこで、完全な解決にはなりませんが、もしお子様の字をどうにかしたいと悩まれている方がいらっしゃいましたら、私は「徹底反復たかしま式ひらがな練習帳」をお薦めします。片仮名や漢字も同じシリーズでありますが、まずは平仮名から特訓しましょう。

この練習帳は、一般的な子供向けのドリルと比較すると、地味で、子供にとってはつまらないと感じるかもしれませんが、鉛筆の持ち方は勿論、字のバランスのとり方を一文字ずつ解説していますし、手本の字も文句ありません。効果的な利用方法は、親子ペアになって行う事です。親御さんがまず解説を読み(図形として捉えてあり、分かりやすいです。私の指導内容と同じなのです)、理解したら、先生となってお子さんに指導してみてください。大人には分かりやすい解説ですが、低学年の子供には難解ですから、子供ひとりで書き進めても効果は望めないと思います。親御さん自身もきっと沢山発見があると思いますよ。

最後に、そうはいってもまずは本人の気持ち、やる気が大切です。やる気が無い相手に無理強いする事は逆効果になりがちですので、決して強制しない事です。無理やりやらせる事で、特に低学年の子供は字を書く事が苦痛になります。親の立場だと、ついつい熱くなる事もあると思いますが、相手にも感情や気持ちがあります。字が書けない訳ではない、汚いだけなんだと割り切りながら、まずは「ゆっくり、丁寧に」、少しでも上達したら、必ず褒めてあげてください。平仮名は本当に難しいんですから。そして親子一緒に学んでくださいね。

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プロフィール

書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住

美帆

Author:美帆
書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住。あおい書道教室を主宰、大人から子供までを指導。

毎週月曜日夜間クラス(場所:新橋、成人対象)、隔週火曜日午後クラス(場所:高島平)の生徒募集中です。
レッスンの詳細はホームページ
(https://www.miho-ismt.com)をご覧ください。
お問い合わせはホームページ、または本ブログのメールフォームからお願いします。

出張指導にも応じています。プライベート、グループ(企業・団体への出張可)でのレッスンなど初心者から師範取得まで柔軟に対応いたします(級、段の取得可能)。

いまさら聞けない筆使いの基本、臨書の学習方法、創作の基本、理論などに特化した経験者向けの指導も可能です。既に他の教室で習っているものの行き詰まりを感じている方、伸び悩んでいると感じている方、私をセカンドオピニオンとしてお気軽にご相談ください。

アートワーク制作、看板文字、ロゴデザイン制作なども承っております。お気軽にメールフォームよりお問い合わせください。

(注)プライベートレッスンについては、女性限定とさせていただいております。

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