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個性とは

今年の暑さ、異常ですよね。夏なんだから暑さは仕方ないとはいえ、もう本当に勘弁して欲しいです。

今月も下旬を迎え、振り返ると今月は結構忙しいなあ。当初は夏休みでレッスンをお休みされる方もいるので、ゆっくり創作の時間に充てられると思っていたのですが、新規レッスンも始まり、今年の夏はまさに熱く、暑く過ごしています。この忙しさ、嬉しい限りです。本当に感謝しております。

今日は貴重なオフだったので、手直ししたい作品や新しい作品などをずっと手がけていたので、少し腰痛が辛いです。そうです、大きな作品を書くには例の田植えスタイルになるからなんですが。当然、墨磨り機は一日中、フル稼働です。今もこのブログを書いている間も、墨磨り機は私に代わって働いてくれています。

創作風景

さっきも作品に向かい合いながら考えていたんだけれど、良い作品の究極の条件は「品格」だと思っています。では書道に於いての品格とは・・・私なりの回答ですが、古典を勉強し、理解しているか、だと思っています。よく古典の勉強に捕らわれ過ぎると、個性が発揮できないと言う方がおられますが、私はそうは思っていません。個性とは、そんなヤワはものではないからです。むしろ隠そうとしても、出さないようにしていても出てしまうのが個性です。グループレッスンでは、たまに皆の作品を貼りだして皆で見合う事をします。同じ指導者のもと、同じ手本を見ながら書いていても、仕上がった作品は十人十色。これが個性です。演出して意図的に作り出すものとは違うはずです。どんな人にも素晴らしい個性があるのに、多くの人は必要以上に演出したがりますが、多くの場合、それは嫌らしさになります。書道の世界では「俗っぽい」とよく表現します。

多くの古典に向き合っている中で、「ああ、こんなふうに解釈すべきだったのか」と突然、分かる時があります。この瞬間の積み重ねによって、自分の作品に磨きがかかり、品格に繋がるのだと思っています。ただ、この作業はものすごく時間がかかるし、いつ理解できるかもわからない。それこそ人により積み重ね方も異なる。本当に好きじゃないと続かない世界だと思っています。

でも書道という長く続けられる世界であるので、私は出来るところまで古典と向き合い、そこから得た私なりの解釈のもとで創作を続けていきたいと思っています。装うのではなく、揺るがない根底を固めた、普遍性のある作品があるはずと信じて。


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プロフィール

書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住

美帆

Author:美帆
書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住。あおい書道教室を主宰、大人から子供までを指導。

毎週月曜日夜間クラス(場所:新橋、成人対象)、隔週火曜日午後クラス(場所:高島平)の生徒募集中です。
レッスンの詳細はホームページ
(https://www.miho-ismt.com)をご覧ください。
お問い合わせはホームページ、または本ブログのメールフォームからお願いします。

出張指導にも応じています。プライベート、グループ(企業・団体への出張可)でのレッスンなど初心者から師範取得まで柔軟に対応いたします(級、段の取得可能)。

いまさら聞けない筆使いの基本、臨書の学習方法、創作の基本、理論などに特化した経験者向けの指導も可能です。既に他の教室で習っているものの行き詰まりを感じている方、伸び悩んでいると感じている方、私をセカンドオピニオンとしてお気軽にご相談ください。

アートワーク制作、看板文字、ロゴデザイン制作なども承っております。お気軽にメールフォームよりお問い合わせください。

(注)プライベートレッスンについては、女性限定とさせていただいております。

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