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螺旋階段

もう3月も残り僅かというのに、今日は一日冷たい雨で、外出するのも億劫でした。

さて、タイトルの「螺旋階段」ですが、これは私がイメージしている書道の成長の図です。普通、一般的に成長をイメージすると右肩上がりの直線、もしくは曲線だと思いますが、どうも書道においては当てはまらないように感じるんです。

螺旋階段を真横から見ると、ぐるぐるとうねりながら上昇、見方によっては上昇するのにぐるぐると回り道をしている。また、真上からみると円を描いている。つまり螺旋階段上での位置をを語るには、真横から見て下から(または上から)どこに居るか、そして真上から見て円周のどのあたりに居るか、少なくとも2点を把握する必要があります。

書道の上達は、筆使いは勿論のこと、墨つぎ、道具の使い分け、手本の理解力、創作になれば構図・構成力、空間への意識、墨色、落款、印の色、表装のイメージ、作品を生む発想力、集中力、体力・・・まだまだありますが、様々な要素をまんべんなく学ばなければなりません。だから筆使いは完璧でも必ずしも秀作とは言えない訳です。書写と書道の違いはここにあるとも言えます。

螺旋階段の話に戻ると、こういった様々な要素は螺旋階段の上から見た円周上に散らばっていて、書道を学ぶものは一歩一歩、階段を上がる毎に、その要素にも出会いながら上昇していく。これを繰り返し、一周すると上から見ると最初と同じ地点に立っていても、横から見ると何段も上の位置に居る。

何て時間のかかる道なんだろうと思います。一段上がって、今までとは別の世界を見てはまた勉強する。でも少しずつだけど高い位置へ行けると、だんだん広い世界が見渡せるようになる。

でも螺旋階段には限界がない。自分が行きたいと思えば、階段はどんどん作られ、一層高い位置へ行け、沢山の世界を見れるようになる。疲れたら休んでも良い。そしてこれは他人との競争ではない。

自分のペースで一歩一歩登れば良い。

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プロフィール

書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住

美帆

Author:美帆
書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住。あおい書道教室を主宰、大人から子供までを指導。

毎週月曜日夜間クラス(場所:新橋、成人対象)、隔週火曜日午後クラス(場所:高島平)の生徒募集中です。
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出張指導にも応じています。プライベート、グループ(企業・団体への出張可)でのレッスンなど初心者から師範取得まで柔軟に対応いたします(級、段の取得可能)。

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