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芸術に感謝

昨夜、あまり眠れず、ほとんど寝ないまま朝を迎えました。まあ、当然ながら頭も体もダラダラ状態。こんな時はあまり体力や集中力を必要としない作業をしようと、書いてみたい「ことば」の整理作業を再開。今、色紙への揮毫を依頼されている件では、書く言葉も考えて欲しいとの事で、今後の依頼者との打ち合わせにも必要となるので、まあ良い機会かと思い、本を片手にPCに向かい、これはと思った言葉や詩に出会ったら、どんどん打ち込んでいきました。

気がついたら寺山修二、武者小路実篤、萩原朔太郎、中原中也、宮沢賢治を夢中になって読んでしまいました。昔好きだった中也の詩に今はそれほど感動しなかったり、朔太郎に新しい発見をしたり、そんな中でも最も心に響いたのは宮沢賢治でした。何だろう、この心の震え。

芸術を鑑賞する楽しみの一つは、受け手の感じ方がその時々で変化する事だと常々思っています。その中で自分自身の変化を発見できたり、時には大きな励みや救いを見出すこともできます。

今まで何度、芸術から救われ、教えられ、導かれてきたことだろう。
私は芸術に感謝せずにはいられません。


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ひと休み

もう長いこと手がけているものの、完成に至っていない作品があります。去年の年末頃から半紙へ臨書をしていた願真卿の「祭姪文稿」です。これを私は全紙(135cmx70cm)四幅(四枚)で全臨しようと、時間を見つけては書いているんですが、かなりキツイ。全体の統一感、墨色といった点で四枚を一気に書きあげる必要がありますが、こうなるとまさに体力と気力の勝負。

今までも何度も書いているものの、まだ自分の世界になっていない。まだまだ願真卿から離れられず、そのために字の大きさの大小の変化や墨の潤滑の変化に大胆になれなくて、一生懸命書いているけれど、単にそれだけで、私の作品として呼吸していない、という状態です。自分なりに行間や字間なども意識しながら、いかに白のなかに黒を埋めていくか、あれこれ格闘しているんですが、まだまだ納得できる域には達していません。

昨夜は少しやり方を変えて、四枚のうちの一枚目だけ、どれも違う書き方で書いてみました。そして今、それを目の前にひと休み。

saitetsu_zen.jpg

行き詰った時のひと休みは次の一歩を踏み出すためのパワーチャージ。時には自分を甘やかして、頭をカラッポにしてゆっくりするもよし。

しかしこの季節、何が辛いって、思うように書けない事よりもこの蒸し暑さですな、北海道育ちの私は。



Strengths(強み)

突然ですが、皆さんは自分の長所と短所、どちらを意識していますか?「あなたの長所と短所は?」と急に問われた時、どちらがスムーズに回答できますか?ほんの少し前まで、私は明らかに自分の短所ばかりが目につき、またそれをどうにか改善しなければ、と無意識的に追い込んでいたように思います。

そんなとき、友人Yさんからある一冊の本を薦めて頂きました。今日はその本についてちょっと書いてみたいと思います。「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」という本で、またの名は「ストレングス・ファインダー」です。もともとはビジネスマン、ビジネスウーマン、特にマネージャーや人事担当者向けであるのでしょうが、あとがきにも書いていますが、自分自身、人間関係に興味を持っている人には楽しめる内容で、何かしらプラスの発見がある本だと思います。

SF.jpg

内容をかいつまんで大雑把に説明すると、人間誰にも得手不得手があり、弱点を補強していくよりも生まれ持った「強み」を伸ばしていくことに力を注いでいく方がはるかに自分らしく生きられ、成功につながる、といもの。

こう言ってしまうと、人によっては「当たり前じゃない」と言うかもしれません。でも今はとかく個々の短所を補強する事に重点が置かれていないでしょうか?学校でも、仕事でも、家庭でも・・・。どうですか?勿論、弱点を強化する事はとても大切です。でもそればっかりでは息が詰まってしまって、その人の持つ本当の優れた強みを発揮すべき時に不完全燃焼になってしまう、という事に陥りがちではないでしょうか?

この本では人の持つ強み(才能)を34に分類しています。さらに有り難いことにこの本を購入するとIDナンバーが付いていて、Web 上でこのIDを使い、設問に回答していくとその人の強み5つがわかります。この手のものは学生の頃の職業適性テスト以来でしたが、こちらはズバリ強みだけがわかる仕組みです。もしご興味のある方はお試しあれ。因みに私の5つの強みは「最上志向」、「戦略性」、「学習欲」、「達成欲」、「目標志向」でした。(私を知る方、突っ込むのはご自由です!)

まあ、この結果が合っているかという議論よりも、自分と向き合えた事(自分を否定するばかりじゃなく良いところは認める)が何よりの収穫です。やっぱりどんな時でも自分を認め、最後まで自分を応援できる自分でいたいですよね。でも一番有り難い事は、こうして本を薦めてくれる友人がいるという事です。Yさん、どうも有難うございました!



険しい道=楽しい道

書斎が凄い状態になってきました。足の踏み場は確保しているものの、特にデスクの上が凄いです。本の上に本、そのまた上に本・・・という状態です。

個展を成功させるためには、ただ作品を書けばいいという訳ではなく、やはり事前に綿密なプランが必要で、これが結構、大変な作業なんですが、まあ私としては苦しいながらも楽しい作業です。昨夜は創作でどんな言葉や詩を書いていこうか、少字数から多字数まで、紙のサイズも連想しながら、あれやこれやと、いつもの「マル秘」のネタ帳を横に置きながら、好きな詩や言葉などを再度リストアップしていました。まあ、気がつくと朝ですよ。まだまだこの作業は今後も続く訳ですが。それで、あらゆる本を本棚から引っ張り出しては読み返し、を繰り返していて、それでデスクの上が色々な本で一杯になってしまったという訳です。でも大きな収穫があって、今までやったことがないスタイルの作品のイメージも湧いてきました。

もうひとつ、以前に友人から依頼を頂いていたお仕事をそろそろ仕上げねばと、同時進行で進めております。こちらの依頼は、友人のお嬢様の命名書です。色紙への揮毫なのですが、友人にしても、そのお嬢様にしてもとても大切な思い入れのあるもの(になるであろう)なので、はじめから時間に余裕をもらう事を了解してもらっていて、私なりに心を込め、仕上がりにも納得したものをお渡ししたいと思っていて、、、でも気がついたら既に数か月が経過。いくらなんでも、ご依頼いただいたお仕事ですから、やはりプロとして、そろそろ納品せねば、とこちらの件は少し焦っています。

そして臨書は、孫過庭(ソンカテイ)の『書譜』に取り組んでおります。

shofu1.jpg

こちらはかなり早いスピードで書き込んでいます。『書譜』は、分かりやすく言うと書道理論書で、草書体を勉強するには良いテキストです。しかし長い。解説を読むと、全文で3727字とのこと。(9m余の巻子本仕立てだそうです)

書道と一言で言っても、内容は本当に色々とあるわけで、で欲張りな私は色々書きこなせる書家になりたいと思っています。自分のスタイルで固めるなんて、まだまだ早い!
しかしこの道、相当険しく、かなり楽しい。

歩いて歩いて・・・

東京も梅雨入りだそうで、暫く過ごしにくい日が続く訳ですね。梅雨明けの猛暑を考えると、もううんざりします。

このところ、ウォーキングを日課にしています。だいたい一時間ほど、てくてくと大股で早足で歩き続けています。この数年、ずっと運動不足の毎日で基礎体力が低下しているのを感じていました。疲れは取れにくいし、質の高い睡眠が得られない、何より何か事を起こそうと思う前に面倒と感じてしまう。こんな状態でも毎日が過ぎる訳で、でも気がつくと数週間、数か月と過ごしていたりする。何て勿体無い!

もともと体を動かす事は嫌いではないし、時間があれば自宅周辺の散歩はよくしていたので、何ら苦も無く毎日、楽しく歩いています。ここ数日、歩きながら気に入ったポイントで撮影していたので、一気にアップします。

まずはレインボーブリッジ。
rainbow1.jpg  rainbow2.jpg

rainbow3.jpg

レインボーブリッジの真下を歩き、橋脚まで進みます。何と橋脚の中がエレベータになっていて、歩道を歩くには7Fで降ります。レインボーブリッジを歩くのは二度目。いつも風が強く、車の往来でうるさく、そしてかなり揺れます。前に歩いている人、誰も居ない・・・。(まあ当然か)

別の日は「夜の東京タワー」コースです。
Ttower.jpg

いつもパワーをもらっています。東京タワーは、展望室からの眺めも素敵だけれど、こうやってライトアップされた姿全体を見上げる方が好きですね。

すっかり書道から離れた内容になってしまいましたので、最後は書道ネタで締めます。今、次の個展をどのようなテーマで、どのような作品で会場を埋めるか、少しずつ考えています。今回は書道家として道具にも一段と凝ってみたいと思ってきました。より美しい墨色への探究をもっともっと真剣に取り組みたいと思うようになりました。時間(そしてお金も)がかかる作業ですが、可能な限り、試行錯誤を重ねつつ道具と付き合ってみたいと思っております。

ito-end.jpg

やっと橘逸勢の「伊都内親王願文」の臨書が終わりました。次は、これまで暫くの間、橘逸勢、嵯峨天皇、最澄など、ずっと日本の古典をやってきましたので、次は中国です。もっともっとスピードアップしていきますよ!




遊びから学ぶ

6月ですね。早いもので今年ももう半分が過ぎようとしているんですね。

先日のレッスンは、すっかり相手(小3の女の子)のペースに飲まれてしまい、ゆったりと言えばいいですが、だらけていたともいえるし、でも楽しい時間でした。レッスンでは時間を半分に分けて前半は硬筆、後半を毛筆にしているんですが、前回、割と良いペースで硬筆が進み、テキストの課題(カタカナ)をどんどんこなしてしまったので、「次回はテキストから離れて、もっと自由に自分達で課題を見つけてやってみようか。カタカナの言葉の「しりとり」しながらも楽しいかもね・・・」なんて私が言ってレッスンを終わったのですが、それをしっかり覚えていて、レッスンを始めるや否や、「先生、今日は約束通り、カタカナしりとりやろう」と。子供に嘘をつく指導者はいけませんよね。で、結局約束通りやりました。

私:「じゃあ、最初はやっぱり「ア」からね。じゃあ、「ア」のつくカタカナの言葉なーんだ?」
生徒:「うーん・・・ちょっと待ってて」
私:「いいよ、でも早い者勝ちね」
生徒:「ええと、ア、ア、ア・・・」
私:「どう、みつかったかな?」
生徒:「うーん、ア、ア、ア・・・」
私:「先生、みーつけた!」
生徒:「えっ!なになに」
私:「アメリカ」
生徒:「あっ、ホントだ」

で、私がその場でノート赤ペンで大きく「アメリカ」とお手本を書き、それを生徒が書く。生徒の書きぶり(姿勢、鉛筆の持ち方、筆順、字形)はしっかり指導。

私:「じゃあ、次は「カ」のつくカタカナだよ。また早い者勝ちだからね」

以下、この繰り返し。
約40分で10の課題をこなしました。

遊びの要素が大きいですが、3年生の子供に集中力の持続は限界があるし、楽しく継続していくにはメリハリは絶対に必要なんですね。実際、この後の毛筆の出来栄えが素晴らしく、普段と比べ明らかに集中力もあり、リラックスして素晴らしい清書を仕上げる事ができました。何しろ、書いた本人が自分の書きぶりにとても満足していました。お陰さまで、今回のレッスンは私にとってはとても良い経験となりました。今後も、時折、相手に合わせて、色々な遊び感覚のレッスンを試みてみたいと思っています。

レッスンといえば、この週末に新たにご依頼をいただきました。大変ありがたいことです。私も指導を始めた当初に比べればだいぶ余裕が出てきましたが、まだまだ毎回緊張しながら、内心ヒヤヒヤしていますが、レッスンを通して多くのことを学ばせて頂いております。とても遣り甲斐を感じています。

で、ラストは今日も先ほどまで書いていた臨書の写真のアップです。

ito2.jpg

今回も前回同様、橘逸勢です。あと少しで終わり。いつも終わりが見えてくると愛着が湧いてくるんですよね。
この次に取り組む古典も心の中で決めました。
ああ、やらなきゃいけないこと一杯!(いいことだ)





プロフィール

書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住

美帆

Author:美帆
書道家(書道師範)、東京生まれ、北海道育ち、現在都内在住。あおい書道教室を主宰、大人から子供までを指導。

毎週月曜日夜間クラス(場所:新橋、成人対象)、隔週火曜日午後クラス(場所:高島平)の生徒募集中です。お問い合わせはメールフォームからお願いします。

出張指導にも応じています。プライベート、グループ(企業・団体への出張可)でのレッスンなど初心者から師範取得まで柔軟に対応いたします(級、段の取得可能)。

いまさら聞けない筆使いの基本、臨書の学習方法、創作の基本、理論などに特化した経験者向けの指導も可能です。既に他の教室で習っているものの行き詰まりを感じている方、伸び悩んでいると感じている方、私をセカンドオピニオンとしてお気軽にご相談ください。

大文字の揮毫(パフォーマンス)、アートワーク制作、看板文字、ロゴデザイン制作なども承っております。お気軽にメールフォームよりお問い合わせください。

(注)プライベートレッスンについては、女性限定とさせていただいております。

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