2020/07/05
オーダー作品のご紹介
7月に入りました。この週末は熊本県の豪雨災害に東京都知事選挙、私達の生活に関わりが深い事がありました。コロナ禍に災害に遭われた方には、ただただ気の毒でなりません。豪雨災害はまだまだ続きます。他人事とは思わず、自分の事と捉えて、備えが大切ですね。今日は少し前に友人からの依頼で書いた2つの作品を紹介します。
両方ともハガキサイズです。
こちらのご依頼は、「ぱっと見て、何の字か分からないような作品」にしてほしいとのこと。つまり甲骨文字や金文などの書体で書いてほしいという依頼でした。何故そのようなご依頼なのか、理由も伺っています。その理由が私にはとても印象的で、「素敵だなぁ」と思うものでした。ここでご紹介したい半面、心の底にそっと仕舞っておきたいという思いもあり、あえて伏せておきます。
ぱっと見て何と書いているか分からない・・・というコンセプトでしたので、すでに紹介したSNSにおいてはタイトルも非公開でしたが、こちらではタイトルのみ、ご紹介したいと思います。

右が「宙」、左が「季」です。
実はハガキサイズの作品制作は、今回が初めてでした。半紙の1/4よりも小さな作品。これは私にとっては挑戦でした。小さな紙に納めても存在感のある作品に仕上げたい。ご依頼の趣旨からも、チマチマした作品であってはならない。でも紙の大きさで使う筆が決まり、自ずと線質や躍動感は制限されてしまう。相反する条件の中、試行錯誤を重ね仕上げたものです。
草稿ができ「以外と楽に仕上がるかも!」と思ったのも束の間、かなり書き込みました。特に「季」は、草稿から二転三転し、息詰まり、少し苦しい時間がありました。
書いていると自問自答を繰り返します。納得できないと苦しくなりますが、それでもやっぱり書きたいと思い、書いている時間が尊く大切に感じ、コロナ禍で気持ちが落ち着かず、ストレスをため込んで生活していたところ、ゆっくり自分と向き合う時間でもありました。
二つの作品の出来は、、、いかがでしょうか。私は納得し、雅印を押すことができました。
これを機に、オーダー作品はハガキサイズより承る事にしています。オーダー方法や料金はホームページをご覧ください。また通信添削のご依頼も、引き続き引き受けております。
梅雨明けにはまだ時間がかかりそうです。そして心配するコロナ感染者数も増加の一途。心配事は尽きませんが、気分転換の時間、一人でゆっくり過ごせる時間を大切にしたいですね。
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